2016年 10月 28日
久家道子プチポアン刺繍協会作品展
久家道子プチポアン刺繍協会作品展が開催されます。
昨年1月に続き、今年も素晴らしい作品が100点以上並びます。
「Petit Point」というのは小さい点という名の通り、
1日に数時間刺しても1cm角が刺せるほどの細かい刺繍、
大作の額やフォーマルバッグなどは、1年かけて作った作品です。
生徒さんが刺したとは思えない作品の数々に圧倒されます。
プチポアン刺繍は、かつてヨーロッパの王室で大流行したもので、
マリアテレジアや、マリーアントワネット自身も刺したと言われています。
会期中はプチポアンの実演も行いますので、その技をご覧いただけます。

また久家道子先生のアンティークコレクションも展示致します。
今年はメタルメッシュというバッグです。

是非皆さまお誘い合わせ、会場にお越し下さい。
(私は只今スウェーデン刺繍に専念しておりますので、残念ながら出しておりません・・・・)
六本木・森アーツセンターギャラリーでは、「マリーアントワネット展」が始まりましたが、
ショップではプチポアンを販売しています。
今回のために刺したマリーアントワネットの肖像や、
私が企画にも携わった、素敵な手袋もあります。
寒くなりましたので、ぜひそちらもご覧ください。
2016年 10月 25日
色選びを楽しむ時間
只今、締切のある作品作りに追われております。
夏には汗をかきつつクリスマスの物を、10月にはそろそろ来年に向けての作品作り。
自由に色を選んで作れるスウェーデン刺繍。
何かテーマがあると色選びがしやすいので、
来年2017年ののラッキーカラーで刺してみました。
検索してみると、エメラルドブルーや、ピンクなどがラッキーカラーのようです。
エメラルドブルーってどんな色??
刺しゅう糸なら何番??
色選びは本当に楽しい時間です。
私は普段あまりそういう事にこだわる生活はしていませんが、
今年の私の「仕事」のラッキーカラーが紺だと知ったので、名刺入れを紺の刺しゅう糸で作りました。
信じるか信じないかはあなた次第!ですが、
自分自身でラッキーカラーを意識した物を1つ持っていると、
それを見るたびに気持ちが前向きになるのを、実感しています。
エメラルドブルー

2017年1月、三越本店 本館7階はじまりのカフェでそんなアイテム作りをしてみませんか??
午前中はブローチ作り、午後は巾着作りです。
詳細はまたこちらでご紹介します。
なんとなんと、
はじまりのカフェでは、12月1日にもスウェーデン刺繍で作る、マカロンポーチのワークショップ♪♪
こちらはクリスマスカラーのかわいいポーチです。
こちらはまもなくHPにもアップされるので、どしどしお申込み下さい。
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/experience/hajimarinocafe/workshop/index.html

寒くなりました。
こんな日は、生姜たっぷり入れたミルクティー飲んで、チクチクに励みます。
2016年 10月 14日
自由学園美術工芸展

私の母校であり、20年以上染織などの指導をしている「自由学園」。
11月、4年に一度の「美術工芸展」が開かれます。
校舎は、フランク・ロイド・ライトの弟子である遠藤新による設計で、
目白にある旧校舎である重要文化財「自由学園明日館」の流れをくんだ素晴らしい建物です。
幼児生活団(幼稚園)から、大学までの作品が、自然豊かな校内に展示されます。
写真は前回の展示。


明日も学園でフェルトの作品作りの指導です。
夏の暑い中、羊の毛と格闘してきましたが、やっとフェルティングにピッタリの季節になりました。
手作りのお菓子や、公園のような庭と、広い広い芝生。
子供たちも楽しめるワークショップや講演会など楽しい企画も盛り沢山です。
私の息子も4年前、4歳の時にに作ったキーホルダーや藍染ハンカチを、今も大事にしています。
是非是非、皆さんいらして下さい。
http://www.jiyu.ac.jp/event/2016art/
2016年 10月 07日
生徒さん作品
ポーチを沢山作ったから先生にお見せしたいとお電話頂きました。
こんなキラキラしたポーチを沢山持って来て、見せて下さいました。

この図案は本掲載のサンプラーにあるのですが、図に書くと複雑なので、編集者と共に苦心した図案でした。
本を見て、刺せたんだーと、正直ホッとしました。
グラデーションの糸を使ったのが効果的です。

こちらは最近のワークショップで巾着に仕立てた図案。
大小のつぶつぶ(名称がわかりません・・・)を付けると、こんなにイメージが変わるのかと驚きました。
その配置でも変わるんだろうと思います。
つぶつぶ、刺繍や他の素材でも面白い。
これが一番驚きの作品。

上がったり下がったりの自由なラインに、キラキラを沢山貼り付けてあります。
音楽が聞こえてきそう。
スウェーデン刺繍は、自由だ!! まさにそんな感じ。
ワークショップで覚えた図案で帯やバッグを次々作られる方なのです。
固くなっていた頭に、柔らかくパンチを頂きました。
パンチは気持ちいい!
2016年 10月 03日
明治チョコレート、斬新!!

先日、デザイナーの友人より、こんなカッコイイチョコ発見!と
写真が送られて来ました。
明治チョコレートの新しいシリーズらしい。
友人が発見した西友では、ケース一面にこれを並べるという、これまた斬新なディスプレイ。
明治も、スーパーマーケットもやるなあとうれしくなってしまいました。
素敵なパッケージを見たら、どうしても刺しゅうをしたくなり、
この週末、こんなバネ口ポーチを作ってみました。
「縁取り」のあるデザインを試したくなったのです。
スウェーデン刺しゅうは、左右対称の図案が多いのですが、
アンバランスにしたくて、少しアレンジしてみました。
初めに刺した、赤。

マスタード色で、ライン位置を替えてみました。

縁取り、面白い。
どうしても本物のチョコが見てみたくなり、
夫に買ってきてもらいました。
購買意欲をそそる、「デサインの力」に、やられました。