織物のような刺繍

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  スウェーデン刺繍の魅力は、まるで織物を織るように刺繍出来ることです。

  右から左に布目をすくって上がったり下がったり、ねじったり・・・
  糸で模様を作って進んでいきます。

  本をつくる時に、スウェーデン刺繍らしい「織物のような」作品を作りたい!
  と思い、このハンチングを作りました。
  「スウェーデン刺繍の図案帖」は、初めての方にも作れるものを選んだので、
  縫うのが難しいハンチングは残念ながら 掲載できませんでした。
  (私も縫っていただきました・・・)


作って頂いたのは帽子作家のninguruさん。
織物を生かした素敵な帽子などを作っているのを知って、お願いしました。

黒い生地で刺しましたが、かぶった時に顔が明るくなる、と提案してくださり
ツバの内側は使っている刺繍糸に合わせてペールグリーンにしてくださいました。

本には載せられなかったけれど、しまっておかずに
自分で使ってみよう!とかぶってみたら、その効果がよくわかりました。

夫がかぶっても、7歳の息子がかぶっても、似合う!!
作った自分がびっくりしました。
スウェーデン刺繍の帽子、いい !!

さすがningruさん。

好きな色で刺したので、使いやすく、
使うといろいろな発見があるので、毎日かぶっています。


先日通院の日にかぶっていったところ、会計で並んでいるときに
その帽子はどこで売っているんですか?と後ろから声を掛けられた。

振り向くとムッシュが、
「ハンチングを集めているんですが、とても素敵ですね!」
とほめて下さった。
「これは自分で刺した刺繍なんです。」と説明したら驚いていらっしゃいました。

好きな色、似合う色を合わせてチクチク刺すと、まるで織物を織るように素敵な布ができます。
そして刺繍糸のつやと、ステッチの質感が合わさり、織物とも違う柔らかな厚みがあります。

今度は生成りの生地とリネンを使ってハンチングを作ってみようと思います。
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# by Atelier18 | 2016-06-02 12:24 | Comments(0)


「スウェーデン刺繍の図案帖」というタイトルの通り、本の半分がサンプラーとその図案になっています。
今回のサンプラーはページごとに色合いを合わせ、同じ刺し方のバリエーションを並べて刺しました。


私が「サンプラー」という言葉を初めて聞いたのは、久家道子先生のお宅で
アンティークのサンプラーの額を見せていただいた時です。

1800年代、少女たちは手仕事のひとつとして母から刺繍を習いました。
テキストのない時代、サンプラーを刺してお嫁に行く時に持っていき、
それを見ながらナフキンなどにイニシャルを刺したりしたようです。
当時のサンプラーはアルファベットにいくつかの模様を合わせ、赤い糸を使うことが多かったようです。
白い生地の上に色を限って刺したサンプラーはとても美しく、少女たちの過ごした時間を思わせます。

スウェーデン刺繍は、配色を変えるだけでその人らしい刺繍が作れます。
300色ほどある5番糸から、好きな色を2・3色選んでスウェーデン刺繍の
サンプラーを刺して、額に入れても素敵です。


本日私のところに、初めてサンプルの本が届きました。
ずっしりと、重く感じながら、ページを開きました。

つやのある5番糸が立体的に見えるサンプラーを見ていたら、またサンプラーを刺したくなりました。



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# by Atelier18 | 2016-05-31 16:48 | Comments(0)

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1年かけて準備してきた本 「スウェーデン刺繍の図案帖」 グラフィック社がまもなく発売になる。

スウェーデン刺繍というのは二重織りになった生地の布目を先の曲がった針ですくい、
様々な模様を作り出す刺繍です。
私の師匠である、刺繍作家久家道子(くげみちこ)先生が60年前に発表。
日本中に広まり、子供から大人まで、大流行しました。
小中学校の授業で刺したことがある!という方も多いかもしれません。

かつては久家先生を中心に、何冊もの素晴らしい本が出版されましたが、
今では先生のヴォーグ社「スウェーデン刺繍」も手に入らなくなり、
日本にはテキストとして使える本がありませんでしたので、新しい本を待つ声が多く寄せられていました。
昨年久家道子先生監修でリングワークの本(原 優子著)を出版されたグラフィック社より、
続いて企画を頂き、今回は私が、先生に励まされながら1年かけて制作してきました。

図案帖と名付けたように、90種の図案と、その図案をアレンジして作品を作りました。
この本で初めてスウェーデン刺繍を知る方もいらっしゃると思います。
独特な生地と針を使いますが、表紙を見てもわかるように、刺し方はとても簡単です。
私の息子も5歳の時に私が刺しているのを見て、ボクもやりたい!とチクチク刺して楽しみました。

このブログでは、限られたページではお伝えできなかったことや、
この刺繍の楽しさを広めていきたいと思っています。



新刊・スウェーデンクロスの紹介は
http://www.kuge.jp/
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# by Atelier18 | 2016-05-30 15:46 | Comments(2)