2016年 12月 16日
ヨハネス イッテン 色彩の芸術
写真は私が入院中に病室で刺したスウェーデン刺しゅう。
病室で細かい裁断など出来ないので、20×20の正方形に刺しゅうをする、ときっぱり決めて刺しました。
正方形の中に何を表現するか、はじめに浮かんで作ったのがこの作品です。
私は自由学園に学び、卒業後は20年間、自由学園工芸研究所で染織の仕事をしていました。
研究生の2年間、ヨハネス・イッテンの「色彩の芸術」に基いて、色彩や質感のコンポジションなどを、
毎日毎日ガッシュで描いて、山室先生、笹川先生に見て頂きました。
自由学園工芸研究所の設立に携わった山室光子先生、笹川和子先生は、
1930年 ヨーロッパに留学。チェコスロバキアで工芸を学んだ後、バウハウスの指導者であった
ヨハネス・イッテンのもとで学び、帰国後、指導者として研究所のデザインやや
自由学園の教育の基礎になりました。
ヨハネスイッテンのもとで学んだ日本人はこのお二人だけのようです。
http://jiyu-craft.typepad.com/
スウェーデン刺しゅうをしながら、私の根っこに、この研究生の時に描いた沢山のコンポジションがあるのを実感します。
どの色をどの順番で組み合わせるか。
スウェーデン刺しゅうのワークショップでは、必ず色選びから始まります。
お手本通りに作るのがお好きな方にも、ご一緒にお洋服に合わせて色を選んだりします。
そして実際に刺してみると、色はまた表情を変えます。
皆さんそれぞれの色を持っているので、自分とは違う色合いを見合うのもまた素敵な時間です。
色彩は楽しい!!
イッテンさん、ありがとうございます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%B3
「色彩の芸術」は大型本なので、病室にも持っていった本。
2016年 12月 15日
大阪 キルト&ステッチショー
http://www.tezukuritown.com/qss/osaka/
東京と同じように、久家道子先生のアンティークバッグコレクションが、ご覧いただけます。
今回は私は行けませんが、当日参加できる1日ワークショップなどもあり、とても楽しそうです。
12人の刺繍家の作品のコーナーでは、久家道子先生の作品の隣に
スウェーデン刺しゅうの図案帖のサンプラー、実物を飾って頂きます。
写真は9月の東京ビックサイト。
関西方面の皆さま、是非圧巻のコレクションを目近にご覧ください。
2016年 12月 06日
朝日カルチャーセンター 新宿 講座
朝日カルチャーセンター 新宿でのスウェーデン刺繍講座 1月からの参加者募集中です。
初回1月9日はブローチ作りから始まります。
ブローチという小さな世界に、ステッチの質感と色で表情が生まれます。
私は毎日スウェーデン刺繍のブローチを楽しんでいます。
セーターに付けてもコートの襟につけても素敵で、いつも誰かにほめられます!
モノトーンのブローチは雪の結晶のよう。
2色使いのブローチは、2個一緒にに付けたりします。
とても軽い素材で仕上げているので、Tシャツにつけてもぶら下がりません。
沢山作ってプレゼントしても喜ばれます。
スウェーデン刺繍をしてみたいなーという方、
新しい年のスタートと共に、ぜひご参加下さい。
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/c3a70c2f-9f15-2e7b-6b57-5816e72dda70
2016年 12月 02日
はじまりのカフェ
12月1日の午後は、日本橋三越本店 はじまりのカフェでのワークショップ。
マカロンの様に可愛くガラスのボールに飾って下さっていました。
はじまりのカフェは、半分がカフェになっていて、半分が様々なワークショップをしています。
私は少し早めに行ってランチを頂きましたが、季節の野菜のキッシュ、里芋入で美味しかった!!
ワークショップはいつもの様に、色選びから・・・・。
はじまりのカフェでのワークショップは初めてでしたが、
初めての方もとても楽しんで下さいました。
なんと三越の男性社員の方が、男性にも出来るなら、とお休みを取ってご参加下さいました。
色選びがお上手で、ピンクが入っているのですが、男性らしい色選びだと感じました。
仕立てには少し苦労しましたが、
自分がこんなに集中するとは思わなかった!とおっしゃりながら、
素敵なポーチを完成させました。
2017年 1月31日には、午前中にブローチと、午後は巾着ポーチのワークショップ。
昨日からお申込みが始まりました。
巾着は 口部分が縫ってあるので、仕上げがとても簡単です。
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/experience/hajimarinocafe/workshop/index.html
それぞれお好きな色を選んで刺して頂きますが、
サンプルは、2017年のラッキーカラーをイメージして作りました。
そんな風に自分で色を選んで持ち歩くと、それだけで幸せですね。
ボリュームがありますが、軽いので、セーターやTシャツにつけてもぶら下がりません。
当日は黒地と生成りを2個分用意します。
是非皆さまご参加下さい。
男性にも、本当にオススメです。 刺しゅう男子、集まれー!!
2016年 11月 29日
新月
今夜は新月だそう。
今朝、フェイスブックでそれを知りました。
普段、月の満ち欠けに気を留めていない私ですが、気持ちがシャキッとしました。
間もなく師走になります。
前半は夢中で作品を作り、6月に本が出版され、これまでとは違う道を歩き始めた2016年でした。
少しずつ来年のカレンダーに予定を書き込みながら、来年はどうなるんだろうと考えていたからでしょうか。
今夜は9:20頃から8時間以内に、願い事を、具体的に「◯◯ができました。」というように過去形で書いて、最後に忘れず、感謝の気持ちを込めて、ありがとうございました。と書くとよいそうです。
スウェーデン刺繍を多くの皆さんと楽しめるよう、今夜は願いを書きたいと思います。
先日、横浜で開催中のグレース ケリー展を見てきました。
シャネルやディオールなど、デザイナーのドレスや帽子は、決して派手ではなく、
特にスーツのテキスタイルやボタンなど、素晴らしい仕事に うっとり眺めてきました。
サングラスが似合う、グレースケリー。
素敵なプチポアンのメガネケースも使っていたようです。
ニードルワークのバッグなども、手作りでしょうか・・・。
12/1まで
http://www.gracekelly-exhibition.com/
夕方から息子連れで行ったので、
キラキラした横浜コスモワールドに引き込まれ、大観覧車から美しい横浜の夜景を眺めて来ました。