2016年 08月 29日
スウェーデン刺繍 ハンチング

蓼科で刺し始めた生成り生地のハンチングのための刺しゅうが完成しました。
2段上がり、色も2色でシンプルなステッチ。
途中で悩まなかったので、思いの外早く刺すことが出来ました。
早速ニングルさんに送ります。
5番糸2本取りなので、厚みがあり、見る方向で見え方が全然違うのが刺していても面白いです。
帽子を作っていただくニングルさんは、帽子を作って下さる方をネットで探していて、
手織物を帽子に仕立てている作品をみつけて、刺しゅうも素敵に作ってくださるのではないかしらと、一目惚れ。
いつも私がかぶっているハンチングも、
刺しゅうが生きるよう、ステッチの位置などにも気を使って作って下さいました。
http://ninguru.jimdo.com/
ニングルさんは、プリントやデニム、ニシピリカさんのカラフルな手織り生地を合わせて、
いろいろな形の帽子に仕立てています。
織りのパワーとニングルさんのパワーが溢れた作品です。
https://www.facebook.com/nisipirica/posts/1414875812134438
とてもカラフルな帽子、かぶった方々の写真がとても似合っていて、これまたパワフルです。
私の息子も先日、
「ママ、だんだんその帽子似合ってきたね。」とつぶやいてくれました。
2016年 08月 25日
朝日カルチャーセンター 新宿 秋講座申込開始

朝日カルチャーセンター 新宿での10月からの講座のお申し込みが本日より始まりました。
10月~3月の計6回、各回月曜の10:30~12:30です。
クリスマスやお正月も入るので、オーナメントなど季節感のある内容にしてみました。
ほとんどの作品は、それぞれが好きな色合わせで作って頂くので、
十人十色の、世界に一つだけの作品を作る時間なります。
始めてみると、驚くほど簡単で、とても楽しい刺しゅうです。
なんと!!最後の3月には本を参考にご自分で図案を作って刺してみます。
講座にいらした方々の作品から、スウェーデン刺繍の世界が広がっていくのを
私自身もとても楽しみにしています。
「スウェーデン刺しゅうの図案帖」ををご覧になったけれど、スウェーデンクロスや5番糸や針など、
材料が揃わなくてまだ始められていない方もいらっしゃるかと思います。
皆さま是非ご参加下さい。
10/31 DMC 段染め糸Colorisのハートのポーチ
11/14 クリスマスの装飾 ミニ額とオーナメント
12/12 モノトーンの巾着
(「スウェーデン刺しゅうの図案帖」66ページのグラニーズバツグと同じステッチで。)
1/9 ブローチ色々
2/13 テーブルセンター
3/13 自分の図案でミニバツグ
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/13dd89fa-be81-bf82-af66-5799adba68ef
まずは体験から・・・という方のために9月12日にもポーチを作る1日講座があります。
こちらにはスウェーデン刺繍の考案者で名付け親でもある、
久家道子先生もいらっしゃり、お話をを伺います。
まもなく満席とのことですので、お申し込みお待ちしています。
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/c227c773-aa21-feaf-c6ac-57317865a839
2016年 08月 23日
スウェーデン刺繍のハンチング その3
夏の旅行中に始めようと、出発前の晩に、生地を裁断して糸印だけ付けてきました。
「スウェーデン刺しゅうの図案帖」のコラム「ポケットがいっぱい」の中の、a
2段あがりの2色のグラデーションで刺すことにしました。
面白かったし、エンジンがかかったので、前回に引き続き、時間を計ってみました。
糸印の中心からスタート。10:30。

山登りに行った父子が熊笹でびしょ濡れになって2時間で帰ってきたので
本日刺しゅうTime終了。
2目ごとに上がったり下がったりするシンプルなステッチで、30分でこのくらい出来ました。
11:00。


旅の2日間朝夕刺して、ここまで刺せました。

これは、ハンチングのトップ部分ですが、
総柄で刺すと、刺しゅう糸の厚みがあるので、前からと横から見るのと
違った表情なのがこの刺しゅうの魅力です。
サイドはどうしようかな・・・・。まだまだ楽しみが続きます。
2016年 08月 22日
ロッジ ジャベルの朝・・・・30分の仕事

息子と山登りがしたい!と夫が企画して、週末蓼科に行ってきました。
霧雨の中父子は出発。
足が調子悪い私はロッジの窓辺に席をいただき、刺繍をして待ちました。
クリスマスのモチーフのキットのサンプル。巾着になります。
3段上がりのステッチは下の写真のように3段ごとに階段のように布目をすくっていくだけなので、
デザインと色さえ決まっていれば、どんどん進みます。
そうだ、時間を図ってみよう!と初めて思い立ち、
2段目を刺し終えた途中からですが、計ってみました。
只今9:30。

途中、携帯を手にするのをぐっと我慢しつつ、サクサクと仕事を進め、刺し終わったのが
10:02。
3段目~5段目を30分で刺し終わりました。
一気に30分とは、まるで息子のくもんの宿題のようです。

時計を置いて刺すのはせわしないようでいて、なんだか楽しく、
朝夕に刺していたら、この旅行中、刺しゅうが予想以上に進みました。
旅に刺しゅうを持っていくのはとても楽しいです。
2016年 08月 15日
キルト&ステッチショー2016

9月15日(木)~17日(土) 東京ビッグサイトで開かれるキルト&ステッチショー。
「日本の刺しゅう界を彩る12人の作家たち」という企画のなかで、
日本の刺しゅう界の礎といえる、私の師匠、久家道子先生のアンティーク・コレクションと、
その作品が展示されます。
素晴らしいアンティークのプチポアン刺しゅうや、ビーズのフォーマルバッグが、数多く展示されます。
先生の作品と合わせて、先生考案の刺しゅうということで、
「スウェーデン刺しゅうの図案帖」掲載作品も展示致します。
初めての作品展示に向けて、サンプラーをパネルに仕立てました。
表紙や裏表紙になったサンプラーたち・・・
美しい5番糸の質感とボリュームを、是非ご覧ください。
また、16日には会場内 HAPPY LIFE広場で1日ワークショップも致します。
お好きな糸を選んで、くるみボタンのブローチを作ります。

写真はこの週末、作っていたらやめられなくなって、沢山作ったボタン達。
小さいからこそ、見えてくる面白さがあります。
当日はこの中から、シンプルなステッチのものを作ります。
色や向きを変えると全く違ったイメージになります。
ご自分だけのブローチを作ってみてください。
30分~1時間で作れます。
詳細はまたこちらでお知らせします。
私も、会場での素晴らしい手仕事と、その作家の方々との出会いを楽しみにしています。
キルト&ステッチショー 2016
http://www.tezukuritown.com/qss/