2016年 06月 14日
ポケットがいっぱい
ポケットがいっぱい-好きなところに好きな図案で
というコラムのページがあります。
子供のポケットは木の実や石ころや、拾ったネジや・・・
いつも秘密の宝物でいっぱいです。
(時々洗濯機でゴロゴロ音がすることも・・・)
そんな宝物や、学校へ行くときの持ち物のハンカチを入れる
ポケットを作りました。
たくさん入れてもポッコリふくれてかわいい、底マチ付きです。
息子にきれいな色のシャツを着せたくて、
そのシャツとお気に入りのパンツに合わせて5番糸を選んで刺しました。
1日めは少しだけ、はずかしがっていましたが、着ていると似合ってくるものです。
お気に入りのシャツになりました。
写真は一日目、はずかしがって変な顔をしているので、ポケットのみの写真。
本には2サイズ載せました。
バッグにも外ポケットを付けるだけで、使いやすくなったりします。
ポケットがいっぱい。
宝物がいっぱい。

2016年 06月 13日
スウェーデン刺繍ブローチ

「スウェーデン刺繍の図案帖」にはページがいっぱいで載せられなかったのですが、ブローチも作ってみました。
▲写真左のブローチは本の66ページのグラニーズバッグの模様部分。
▼下の写真のブローチは、40ページのクロス刺しの4番のステッチ。
軽い素材で仕上げてあるので、この季節の薄いシャツに着けても、生地を傷めません。
毎日日替わりで付けています。
作る時は向かい合うので、胸に着けて鏡で見ると、違う印象です。
縦にしたり横にしたりで印象がかわります。
はじめてスウェーデン刺繍をなさる方は、本掲載のくるみボタンがオススメです。
少し大きめの四角に切って刺しゅうして、後から丸くカット。
こちらも軽く、仕立ても簡単。 ブローチや髪ゴムに仕立てられます。
小さいのでステッチの質感が面白く出て、1色から楽しめます。
刺しゅう糸は300色以上あるので、
ジーンズや、このTシャツに合わせて・・・など色を合わせて作るのも楽しいです。

2016年 06月 10日
スウェーデン刺繍 1日講座

「スウェーデン刺繍の図案帖」出版記念ということで、
朝日カルチャーセンター 新宿で1日講座を致します。
2016年 9月12日 (月)
10:00~12:30
はじめての方でも簡単なダーニングステッチのバリエーションで写真のポーチを作ります。
「スウェーデン刺繍の図案帖」のサンプラー 花のようなステッチです。
縦にするとこんな感じになります。
生成りのクロスにお好きな糸を選んで刺繍します。
時間内にはできあがりませんので、刺繍の仕上げ、仕立てはご自宅で・・・。
当日は、本の監修をしていただいた,スウェーデン刺繍の考案者、
久家道子先生にもご指導頂けます。
スウェーデン刺繍誕生秘話も伺えるかもしれません。
まだ少し先ですが、お申し込みは始まっています。
是非皆様ご参加下さい。
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/c227c773-aa21-feaf-c6ac-57317865a839
2016年 06月 09日
織るように刺せる スウェーデン刺繍

私の初めての本「スウェーデン刺繍の図案帖」が、いよいよ発売になりました。
届いた!とのうれしい連絡が入りはじめました。
本にも書きましたが、スウェーデン刺繍は、まるで生地を織るような刺繍です。
ステッチを繰り返して刺すことにより、色も質感も自分の好みで作ることが出来ます。
本の中では5番糸を使った作品が多いのですが、
これはDMCの新しい糸、「Coloris コロリ」。美しい段染めの25番糸。
スウェーデン刺繍で4519番の6本どりでがま口のカードケースを刺してみました。
1束でこのように複雑な織物のようになるので、気軽に楽しんでみて下さい。
https://ja-jp.facebook.com/DMC-Japan-388203181213161/
黒地に合う色、生成りに合う色、色選びもこの刺繍の楽しみです。
生地はスウェーデンクロス 黒
http://www.kuge.jp/app/campaignGoodsList/index/CampaignId/32

2016年 06月 06日
スウェーデン刺繍針

スウェーデン刺繍の針は、布目がすくいやすいように、少しまがっていて、
生地が割れないように針先はとがっておらず、一度に沢山すくえるように、長い針です。
浮き織になった部分をこの針ですくって模様を作っていきます。
本を作るために、私は毎日スウェーデン刺繍針を使っていたのですが、
広島の針屋さんから、素敵な箱に入ったスウェーデン刺繍針を頂いていたことを
製作も終盤にさしかかった頃に思い出しました。
素敵なパッケージなので、開けるのがもったいなくて、しまっていたのですが、
今こそ使わないと!と思って使い始めました。
その刺しやすいこと!!
それまで先が曲がっていれば、どれでも同じ・・・と思っていたのですが、
針が違うとこんなにもスムーズなのか!!と幸せな驚きでした。
見た目ではその違いがわかりませんが、
針に付いていた丁寧な説明を読んだら、針先の処理と
「しなり」が違うのだとわかりました。
過剰包装!と感じたりもした素敵なパッケージも、
作っている針への敬意なのだと思いました。
先日、ホビーショーに行った時に、どうしても針のお礼を伝えたくてブースに伺ったところ、
スタッフの皆さんが、揃って爽やかなこと・・・。
この方たちの作る針なんだなあと、また幸せな驚きを感じました。
スウェーデン刺繍は、やり始めると止まらなくなってしまい、
まるでジグゾーパズルのようだなと、いつも思います。
そんな刺繍だからこそ、長く刺しても疲れない針は、オススメです。
広島の針 チューリップ。
http://www.tulip-japan.co.jp/